|
|
|
|
Guppy Base Book Vol.1に、すべりこみで紹介した品種で、輸入当初から現在 まで、筆者の水槽では他系統の血をまったく混ぜずに維持されている。 単色系なので、一見、簡単そうに見えるのだが、実際にはこれの維持は容易ではな い。筆者の水槽では、大量に繁殖し、不良と判断された9割の個体を除去するという作 業が、毎世代繰り返されている。世間で「眠い」色彩のモスコーブルーが蔓延しているの は、除去すべき個体が流通しているか、他系統との雑種かの、どちらかである。 本系統の作出にあたっては、ブラックモーリーPoecilia
sphenops
var.が関与しているの は確実で、数年前のドイツのアクアリウム誌DATZに Guppys aus
Moskauという記事が 載っているので、興味のある方は捜してみていただきたい。 なお、この系統はフルメタル(YMeで非Fil)の♂とブルートライアングルの♀を交配して 作られたと言う人もいるようだが、それでできるのだったら、作ってみていただきたい。本 系統の色彩は、常染色体上のM(Melas)およびN(Niger)によって構成されていて、こ れはブラックモーリーと同様である。また、Y染色体の効果が希薄なことは、過去の多く の交配例がすでに証明している。見た目から、いい加減なことを言ってもらっては困る。 われわれは、遺伝子が不明なグッピーを入手すると、とりあえずtest
crossで解体してみ る。そこから、話は始まるのだ。
| |
|
|
|
|
|
|
オレンジレースラウンドテールコブラ Orange Lace Round Tail Cobra | |
|
|
|
今年(2002)、筆者はかなり大量のオレンジレースを市場にリリースしている。 以前、アクアライフ誌にこれを紹介したところ、ベテランのグッピー愛好家から、かなり 反応があった。わりと、グッピーをさんざん飼ってきた、「おやじキラー」な系統と言える だろう。もちろん筆者も、これにハマってしまった1人である。 この系統の問題点としては、ひじょうに体型がまるいため、メスがいつ出産するのか が読みづらい、というあたりだろうか。産卵箱を用意しても、あまりにもハズレるため、 開き直った筆者は、水槽にウイローモスを投入し、自然繁殖に切り替えた。 水槽内では、これぞグッピー、という活発な泳ぎを見せ、いくら観察していても飽きな い。 繁殖してみると、筆者の水槽ではどのような環境でもメスの比率がやや高く、性比は 揃わない。 一応この系統を「オレンジレース」と呼んでいるが、彼らはX染色体にレース遺伝子(L a)を持っていないことが確認されている。つまり彼らの模様のパターンは、XChYFilで 形成されているわけで、ヒレが赤いのはXRtということになる。 オレンジレースも、いわゆるクズモノが世間に出回っていて、いちばん問題なのは、 泳姿が水平でなく、やや上を向いている個体である。これが、やたらに多い。彼らは活 発に泳ぐのでごまかされやすいが、注意しなければならない。 | |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
筆者は以前から、日本の「レースコブラ」の尾型には不満を持っていて、彼らの中落 ちを修正し、三角形にしてやろうと企んでいた。欧米にはすでに昔から、その方向で改 良された系統がいくつもあり、この方面へのアプローチは、日本は遅れをとっていると 言える。 かといって、欧米の系統を導入するというのも芸のない話で、ここはひとつ、国産系統 の交配からトライアングルのレースコブラを作ってみようか、という作例が写真の魚であ る。 この魚の母は、いわゆる「ガラスのグラス」Glass tailであって、世間に広く普及してい る「グラステール」Grass
tailを使ったのでは、尾ビレはこのようなレース状になってくれ なくて、いわゆる「グラスコブラ」となってしまうのである。 筆者の「ガラスのグラス」は、常染色体上のゼブリナス遺伝子Zebrinus(Ze)が大文字 で固まっている、つまりZeZeの型なので、その子である写真の個体は、当然、尾筒部 にバンド模様が現れる。筆者の読みが正しければ、この子はZezeとなっているはずで、 このままF2を採れば、25%は非バンド、つまりzezeの魚が得られるはずである。 オレンジレースもそうだが、この系統にも、レース遺伝子Laceはまったく使われていな いわけで、このあたりの遺伝子の異同が理解されるまでには、まだ時間がかかりそうで ある。 | |
|
|
|
|
|
|
|
ブルーギャラクシィグラス Blue Galaxy Grass | |
|
|
|
そもそもGalaxyの制作担当者はツツイなのだから、彼らの長所も欠点も、なんでも聞 いてくれい。 それにしても、筆者がGalaxyを発表してから約10年、まさかこれほど世界中で愛好さ れる系統となるとは、思ってもいなかった。ネーミングの勝利か? もともとGalaxyは、ブルー系(Rr)からスタートした系統であって、Medusaとは最初の遺 伝子構成からして別物だったのだが、混同している愛好家が現在も少なくないようであ る。 簡単に言ってしまえば、この写真の個体をGalaxyと呼ぶのは、似合っているでしょ う? ところがこれがRRだと、ちょっと「銀河」にならないわけだこれが。 現在の「ギャラクシィ」と「メドゥーサ」との違いを述べるとしたら、 ボディの模様が、 Yで固まっているのがGa Yで固まっていないのが、その他。 | |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
これはですね、筆者のリリースの子孫が出回っているようで、名前は「コーラルメタリ カレース」とか「ブルーアイ」とか呼ばれているようです。 なんだか、「メタリカ」の擬態で、しょーもない子が高価で取り引きされているようです が、お宅のオス、背ビレにレース模様はあるでしょうね? 背ビレが透明に抜けている オスは、筆者の所では、下水道直行なのですが。 もともと、「コーラルメタリカ」という表記がすでにダメで、「メタリカ」とは、コーラル遺伝 子を含めたオスのボディカラーの通称として筆者が考えたものです。ただ、このライン の場合、もはやY染色体上のコーラル遺伝子Orange coral(Oc)は単独では動きにくい と思われるので、筆者は「メタリカ」と呼んでいるわけです。 | |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
カラコドン・アウダクス Characodon audax | |
|
|
|
これねえ、フィルム的には、ちゃんとピントあるんですよ。画像として思いっきり軽くし ているだけですから。アクアライフ誌の写真が、あまりにもスカなんで、ちょっと撮ってみ ました。 現在は、複数の水槽を用いて、できるだけ兄妹交配を避けるように魚を選んでいるの で、当分心配ないでしょう。 | |
|
|
|
|
|
|
|
メタリカ シナモン Metalica Top Sword
Cinnamomeus | |
|
|
|
この系統は、まず背ビレが透明な個体をすべて排除するのが前提だったのだが、現 在はその次の段階として、Cinnamomeus(Ci)遺伝子をX染色体上に集めるという作業 に移っている。 別の表現をすれば、Lace(La)遺伝子をこの群れのX染色体から削除していくという方 向である。 メタリカ系統はまだ未完成で、冴えた色調の個体の出現率はきわめて低い。逆に言う と、モスコーブルー等も同様だが、「なんちゃって」な魚が世間に出回っていて、系統全 体の評判を落としているとも言えるのである。 | |
|
|
|
|
|
|
|
メタリカトップソードレース Metalica Top Sword Lace | |
|
|
|
こちらはメタリカのレースタイプで、現在の段階ではXLaは固定されていない。 海外のサイトを見ると、これをFiligranとしている記述が散見されるが、このX染色体上 の遺伝子はLace(La)と表記するべきであって、FilはY染色体上の、いわゆる「コブラ遺 伝子」のことである。 | |
|
|
|
|
|
|
|
シーダーイリデセンスレース Cedar Iridescens Lace | |
|
|
|
この系統は、コロンビア・ワイルドColombia Wildの発展型として、杉野裕志氏がいじ っていたものを筆者が譲り受けた。繁殖してみると、ごく少数、レース模様を持つ個体 が出現した。これもメタリカと同様、X染色体上のLace(La)遺伝子の作用である。 おもしろがって、こちらをメインに繁殖していたのだが、後日杉野氏に聞いたら、彼も 実はレースの個体を狙っていたのだそうである。何も相談していないのに、同じことを 考えているんだから笑えるものがある。 この系統の尾型は、ややトップソード気味になるが、定形外である。写真の個体はま だ若いが、背ビレはひじょうに伸長する。 こういうカラフル系のグッピーは、月齢を重ねるにしたがって色彩がさめるのが普通 だが、この系統はだんだん色彩が強くなっていく。 なお、Iridescensは遺伝子名であるから、そのままでは品種名とはならないので、便宜 的に筆者はこの系統にCedarという名をあてている。これを英和辞典で引くと「杉」と書 いてあるはずである。 | |
|
|
|
|
|
|
|
シーダーイリデセンス Cedar Iridescense | |
|
|
|
こちらがレース遺伝子を欠いている個体で、これでも十分美しいと言えるのだが、何 かひと味足りないように感じられる。 この系統の尾型を構成する遺伝子はX染色体上に複数の型があって、世代によっ て、トップソードになったりダブルソードになったりする。ただし、尾ビレのソード部分は ほとんど伸長しない。 エンドラーズEndlers にも見られるが、近年輸入されたワイルドコートのグッピーは、 背ビレの近くに「眼状斑」を持っている個体群が少なくない。このような発色は、昔のグ ッピーにはあまり見られなかったものである。野生のPoecilia reticulata種の間で流行 しているモードなのだろうか。 | |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
これは数年前にフィッシュマガジンFish Magazine誌に紹介された、新しい遺伝子構 成の系統なのだが、ヒレの形状が不定形で、あまり日本国内で騒がれることもなく、そ のまま消え去るかとも思われた。しかし、こういう「わけわからん」系統ほど、ごく一部の 愛好家はおもしろがっているもので、杉野裕志氏がしぶとくこれを追究し続けていて、 今や尾ビレはデルタに近づきつつある。 筆者はこれを同氏から譲り受け、とりあえず遺伝子構成を調べてみた。その結果、現 存のこの系統の遺伝子は、 Y染色体にジャパンブルーJapan Blue(Ja)、 X染色体にハーフタキシードHalf Tuxedo(HT) が乗っていることが確認された。その他の遺伝子については、話が煩雑になるので、 ここでは割愛させていただく。 困ったことに、HT遺伝子は、その発表当初から、不定形な尾型とセットになっている。 これを修正するには、Y染色体上の遺伝子を援用するのが手っ取り早いのだが、現段 階でのY染色体上のJaはノンカラード(Ch)で、尾ビレの構成要素を欠いている。 そういう場合、どうするかというと、これがTsutsui Magicの見せ所で、彼らが、「間違 ってくれる」のを待つのである。簡単に言ってしまえばGalaxyの成立と同様で、XからY へ、遺伝子が乗り換えてくれればいいわけである。これは奥義でもなんでもなく、遺伝 子を理解していて観察眼があれば、誰にでもできる仕事である。 写真の個体は、筆者にとってはプロトタイプであって、ハーフタキシードは2003年、 新たなる飛躍を迎えるであろう。 | |
|
|
|
|
|
|
|
アメリカン ホワイト American White ”Magpie | |
|
|
|
実にいろいろな系統の血が混入した後に日本にやって来た系統で、現在も彼らの遺 伝子は統一されていなくて、繁殖してみると、オスの個体差は激しい。 ドイツイエロー以外の、非タキシードで白いヒレというのは魅力的だが、そうならないク ズモノが世間に多数リリースされたことから、本品種の評判を貶めている結果となって いる。 筆者がこれを入手した経路はアクアライフ誌に以前書いたとおりだが、さらに過去を たどると、これはスリランカからアメリカに渡った系統で、さらにその前は、ポルトガルが 発祥だという情報がある。いずれにせよ、アメリカでは地震の影響とかでこのラインは 一度切れてしまったらしく、筆者はこれをアメリカに逆輸出している。 | |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
ちょっと若い子で申し訳ないのだが、これはアメリカのブルーで、Stan Shubel氏のラ インを受け継ぐ系統である。 若いときは尾ビレの上方が伸びていて、見ていて不安になるのだが、成魚になると、 きっちりと三角形の尾ビレとなる。尾筒部が短いという意見もあるようだが、もともとこ の系統は、これで30年以上維持されてきたのであって、筆者にとっては、これぞPaul Haenel伝説と言えるのである。 問題なのは背ビレの形状で、これはオリジナルのStan Shubel氏の系統とは異なっ ている。この背ビレは、アメリカでは割りと知られていて、Glen Parrish氏がこれを得意 としていたところから、Parrish Dorsalなどと呼ばれている。 日本へは、アメリカのブルー系は複数のルートから導入されていて、まあ、でどころは 似たようなものだろうが、中には本当にセキツイに異常のある系統もあるので注意しな ければならない。 | |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
これが本物なわけですね。 この尾型こそが、「ライヤーテール」と呼ばれるもので、せっかくHorst Schimmelpfennig 氏から これを譲り受けたのにダメにしたツツイとしては、復活させる責任があります。 現在、仕事進行中。 | |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
これは2002年に日本に来たグッピーの系統の中で、最優秀新人賞ではないだろう か。 何しろ、遺伝子構成が読めない、というのは、かなり久しぶりの問題作である。 本系統は、ルーマニアで作出され、タイを経由して日本のグッピー界に導入され た。・・・ということである。それ以上の詳しい話は筆者は聞いていないので、タイの久保 田勝馬氏に聞いていただきたい。 筆者は問屋さんでこの群れを見て、脳味噌にターボがかかってしまったのだが、結局 遺伝子が読みきれないので、とりあえず3ペアを入手した。なぜそんなショボイ買い方 をしたかというと、着状態がけっこうイヤな感じが漂っていたからである。リボンタイプも 同時に入荷していたのだが、ノーマルの群れよりさらにヤバそうな気配なので、見なか ったことにした。 写真を見ていただければ一目瞭然なのだが、この♀はもろに「透明鱗」の表現をして いて、この遺伝子をどこからもらってきたのかは不明だが、近年のヨーロッパのショート テール系と関連づけられるかもしれない。まあ、土台としてピングー系統が1枚噛んで いるのは間違いないと思うのだが。とりあえず、繁殖してみよう。 入手した3ペアから、筆者はちまちまと国産化を進めていた。他所んちはどうかなあと 思っていたら、ピーシーズの佐藤君が殖やした子は、タキシードが混入して、わけわか らんことになっているようだ。その一部はGBB2に載っているが、フラメンコダンサーは、 これでいいんですか久保田君? アクアウェーブ誌によると、このタキシードライクな♀ が当たりと書いてあったような気がするのだが。 その後の情報では、驚いたことに、日本のグッピー愛好家のほとんどは、この系統の 国産化に失敗している。病気で死んだ、という人が多いようだ。 まあ、そうだろうな。はるばる外国から輸入されたグッピーのクラッチミートの難易度 はフェラーリ並みである。国産車とは比較にならない。 | |
|
|
|
|
|
|
|
グラステール Glass Tail (not Grass but real
Glass) | |
|
|
|
この系統に関しては、筆者は言いたいことが山のようにあるので、近日中に古文書を しこたまアップする予定である。 これだけで、GBB3のひとネタになるなあ。GBB3が実現すればの話だけど。 | |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
ジャパンブルーJapan Blueの変異型で、胸がメタリックブルーに輝く系統は、ラズリー Lazuliと名づけられた。宝石のラピスラズリLapis Lazuliからの命名である。 この遺伝子は、ジャパンブルーと同様、Y染色体上に乗っているので、品種改良のネ タとしては使い勝手のいい方である。 これがフィッシュマガジン誌に発表されたとき、筆者は店をほったらかして、電車を乗 り継いで平塚バイオ技研に実物を見に行った。このあたりの経緯は、当時のアクアライ フ誌の連載に書いている。 ジャパンブルーが発表されたときも、筆者はかなり初期の段階で入手しているのだ が、ラズリーも業界最速で入手しているはずである。普段はのんべんだらりとしているく せに、いざというときだけ、ツツイのフットワークは良くなる。 インターネットを始めてから気づいたのだが、ジャパンブルーはすでに海外に多数が 流出しているのに、ラズリーはあまり知られていないようである。まあ、ここ数年、筆者 はかなりの数を出しているので、そのうち世界的にも普及してくるものと想われる。 | |
|
|
|
|
|
|
|
サンタマリアダブルソード Santa Maria
Doublesword | |
|
|
|
サンタマリアという系統は、オールドファッションの♀とシメルペニヒの♂との交配から 生じたもので、その後の交配から、これはY型で固定されていることが判明した。 なお、この系統が出来たとき、筆者はこれを「サバ」と呼んでいたのだが、それはいく らなんでもアンマリだということで、秀島氏から「筒井、サンタマリアって、どうよ?」と話 をもちかけられた。 その品種名の由来は、テトラのサンタマリア(最近はペンギンと呼ばれる方が圧倒的 に多いが)に黒の入り方が似ていることと、それに加えて、東京の三多摩地方で作られ た、というのがかぶっている。 | |
|
|
|
|
|
|
|
ソリッドダブルソード Solid
Doublesword | |
|
|
|
これは簡単に言ってしまえば、ウィーンエメラルドのssである。 ただ、ソリッド遺伝子(s)は、ソード系(Ch)ではメスの表現としてはほとんど見えない ため、固めるのに苦労した。これだけで、2年ぐらいかかっている。 この系統は、Stoerzbach Metallに対する日本からの返答である。どうですか、シュテ ルツバッハ先生? | |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
こいつらほど写真写りの悪いのはいないんで、再チャレンジ。 | |
|
|
|
|
|
|
|
サンタマリアダブルソード Santa Maria Doublesword
Elongatus | |
|
|
|
この系統は現在、少し遺伝子を入れ換えて作り直しているところである。写真の個体 よりキレイなのが出来ているので、そのうち発表させていただく予定。 | |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
いやああ、不自然だなあこの発色。RVPで撮影すると、こういうことになる。 | |
|
|
|
|
|
|
|
プラチナジャパンブルーモザイク Platinum Japan Blue
Mosaic | |
|
|
|
Y型のプラチナジャパンブルーで、尾ビレはグラスだろうがモザイクだろうが、やりたい 放題。 写真の魚は、XMo,YPl,Jaという構成で、細かいことを言わなければ(細かいことを言 う人が多いのだが)群れで見てたいへん華やかな系統である。一応、Rib系で引っぱっ ている。 | |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
この個体は、単なるメタルピングーであって、Faは入っていない。 みなさん、ピングーに関しては何かカン違いされているようで、どうして尾ビレを大きく しようとするのだろうか。もう少し、色彩にこだわった繁殖をしていただきたいものであ る。 尾ビレを大きくする方法論は実に簡単で、もともとピングーが持っているタキシード遺 伝子はショートテールと連動するので、そうではないタキシード遺伝子をY染色体にはめ 込めばいいわけである。Y型のTu遺伝子としては、ドイツイエローが多用されているが、 そういう交配をすると、ピングーはどんどんピンクではなくなってしまう。 そもそも、メタルが導入された段階で、多くのピングーはコブラ遺伝子(Fil)をY染色体 に拾ってしまい、尾筒部は黄色っぽくなってしまった。 | |
|
|
|
|
|
|
|
ソリッドジャパンブルーイエローテール Solid Japan Blue
Yellow tail
| |
|
|
|
これは数年前の画像なのだが、なぜか外国のグッピー愛好家にバカウケな系統であ る。現在は、もっと完成に近づいた個体がいるので、そのうち発表させていただく予定 である。 | |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
プラチナジャパンブルーブルーグラス Platinum Japan Blue Blue Grass | |
|
|
|
説明するの、めんどくせーなあ。 XGr, YPl Ja のIi
です。 ああ不親切なウェブ。 | |
|
|
|
|
|
|
|
ブルーグラスコブラ Blue Grass Cobra | |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
これはもうちょっと、ちゃんと撮影しようかと思っているのだが、ほんと、ウォータース プライトは、生長が早すぎて困る。 「グッピーにはウォータースプライト」なんてのは、1960年代から言われ続けているの だが、それを実践している人は、滅多にいない。 この水草に関するデータを、筆者はかなり調べているのだが、発表するまでもないだ ろうなあ。 | |
|
|
|
|
|
|
|
タイガーブルーグラス Tiger Blue Grass | |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
サンタマリアレッドテール Santa Maria
Redtail | |
|
|
|
この子は、アルビノレッドテール(ll)の♀に、サンタマリアダブルソードの♂を交配した F1である。 Y染色体上のサンタマリア遺伝子(Sa)と、X染色体上のレッドテール遺伝子(Rt)はそ のまま表現され、ほとんど予想通りのF1となった。筆者としては、尾ビレはもっと汚くな るかと思っていたのだが、意外に良好なヌケをしている。 ↓は、F2である。 | |
|
|
|
|
|
|
|
ルチノーサンタマリアレッドテール Lutino Santa Maria Redtail | |
|
|
|
サンタマリア遺伝子をアルビノ化すれば赤が強調される、と言っている人もいるようだ が、決してそんなことはない。しかも、コレ系は、個体差が激しい。 筆者は、日本のグッピー界の、「実際にやったこともないくせに」無責任発言がどうに も許せないわけで、こんなの試すの、たかが1年の仕事だろうが。気になるんだった ら、何かのついでに、プラケースで試してみろよ、と言いたい。 写真の個体も、その上の個体も、狭い水槽で育成されたので申し訳ないのだが、実 はこれの子が、けっこう良かったりしている。機会があれば紹介しよう。 | |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
昨日植えた左の水槽がメインで、右は今日植えた対照区である。これで、ウォーター スプライトの栽培に関する、重大な秘密が明らかになるはずである。 なんか、70年代を思い出すなあ。当時ガキだった俺は、目黒の和泉温室にお邪魔し たとき、日本に本格上陸を開始した「フローラプライド」が水槽の横に置いてあるのに気 づいた。 「先生、これって、効果ありますか?」 「うーん、よくわからないんだよ」 そりゃそうだろ、余計な添加物がなくても、目黒のスプライトはMAXの状態だったのだ から、効果の見えようがない。 ただ、これはフローラプライドを貶めるために書いているのではなく、実際に俺は左の 水槽にフローラプライドをキャップ1杯ほど入れている(水槽は45×30×30) | |
|
|